「のぼりべつ文化交流館カントレラ」で現在開催中の祖父の展覧会のご案内です。
「諏訪英雄と仲間たち展」
5月13日(木)~6月13日(日)
10時~17時まで(最終日は15時)
(毎週月曜日が休館日)
アクセス(HP内の地図にとびます)
お近くにお立ち寄りの際は是非、ご高覧下さい。
私は週末に行ってきます!
http://www.47news.jp/localnews/odekake/2010/05/post-20100512105002.html
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5月13日付けの北海道新聞で祖父と祖母がドドンと(笑)掲載されました。
祖父は、数年前まで全道展で会員として誇りを持って仕事をし、
若い頃は画業と教師人生を謳歌し、私にとってはいつも正しく頑固な祖父です。
ここ数年間でぐっと痴呆が進み、祖父を支えて介護生活をしている祖母は
二人の夫婦が奮闘する毎日をリアルにシビアに、だからこそ明るく、
ユーモアと大らかさに満ちた語調の短歌を読み続けています。
最近、若い頃から祖父が詠み続けてきた短歌と、
ここ数年に祖母が書き溜めた短歌を併せて二人の作品を本にしました。
祖父の詩の中には、教師としての祖父や、
画家としての祖父、戦場に趣いた若き日の祖父のまなざしで、
祖母や私や、母や、兄が登場します。
祖母の詩は、苦境の中でこそ光る、生きる力のある歌です。
身内びいきなのはわかっていますが、涙と笑いが止まらない歌集です。
記事は、二人の生活に触れ展覧会の話と、今後も主要な大作をカントレラで
保管して頂けるという内容。幸せな祖父母です。
これからも二人の毎日は大変ですが、
苦境の中に光る一瞬一瞬を祖母はまた短歌にするのだろうと思います。
写真は、祖父の短歌から。
「あつもりの草探す名手の少年と呼ばれし頃がふと 蘇る」