2009年12月13日日曜日

●日々雑感 温室の匂い
















アトリエの玄関口が鉢植えで一杯だ。
扉を開けると、思いがけず、たち込めていた植物の緑の
匂いで肺いっぱいにしてしまって驚いた。
玄関は今は冬に備えて一時期の温室になっている。

雪と、雨と、大風を繰り返して、軒先の花達もしばれてはいないけれど、
生きた匂いを振りまくような季節ではとうにないから、久しぶりな感じがした。
それに加えて、私自身がしばらく、切り花にしか触れていなかったので、
それも手伝ってか、なおさらに鉢植えの生きた植物の匂いが濃く感じた。
むせかえるほど。

それにしても、暖冬。まったく、しばれた鉢はなし。
少し、さみしい。でも半月もすれば、
皮膚がヒリリとする、冬がでも、ちゃんと来るだろうから。

この温室もつかの間。

写真は夜の温室。玄関じゃないです。
でも、実際に実家の庭先には子供のころからずっと、ねむの木がある。

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