2009年12月11日金曜日

●ピンホールから覗く世界 とメモ
















写真は、ドアスコープからみた世界.
PC内のフォトストックから。

講習会に一回参加しただけの、まったくの素人のままで
果敢にも今年、ピンホールカメラの授業にチャレンジしたのでした。
結果、生徒と共に悪戦苦闘!
材料も、制作工程もあまりにも原始的で楽しい~。
厚紙と黒い画用紙とテープのみのカメラ。
そのシンプルさが却って喜びを引き出す。

暗室での作業は実験のようで、赤色灯が慎重な仕事をしている
特別な感じをさらに煽って、終始 高ぶって
印画紙に像が立ち現われる瞬間、つい、小さい歓声があがる。

朦朧とした像が、時間をかけながらすっきりと立ちあがってくると、
目が離せなくなる。自分の理想と刷り合わせるような感覚になる。
眼科で視力を測られる時の、あの、海の上のヨットの画像、
ピンとが合っていく時の。ぼけていく時の時空の歪み。
小川信治さんの個展で映像作品をみた時のことを思い出す。

まだ、うまくつながらないけれど、一応。
メモ:迫ってくる感覚 寄っていく感覚 

●小川信治
http://www.kanshin.com/keyword/1029806
でも見たのは別。
「Chain World」という映像作品で古い絵葉書の画像が映され、
一部分にズームインして細部を映し、またズームアウトすると別の
絵葉書の画像になっていると言うもの。小川さんの作品なので、
既成の絵葉書に見紛うモノはもちろん、全て彼が制作している。

(おそらく、エッセンシャルペインティングを見に大阪に行った
時に、別の展示室でみているはず。)

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